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交配から出産まで・・・

そろそろこの子の2世が欲しい!なんて思われている方にほんの少しだけでもお役に立てたら・・・と思いお話を進めていきます。

交配をする前に

胎盤を通して赤ちゃんに感染する病気もあります。駆虫と伝染病のワクチン接種をしましょう。

交配後20日ごろ

この頃から食欲のムラ、食欲不振、嘔吐を示すことがあります。交配して3〜1ヶ月くらいになると超音波検査で赤ちゃんの姿を確認できるようになります。
1ヶ月を過ぎる頃からお母さんの食事量を増やしましょう。最初は10%増、出産までに30%増にしてあげてください。リンとカルシウムのバランスの取れた幼犬用フードがお勧めです。赤ちゃんがお腹にいることで胃が圧迫されてしまい、一度に食べられる食事の量は限られてしまいます。一回量を減らし一日にあげる食事回数を3〜4回にしてあげてください。食欲が増える子もいますが欲しがるままにあげすぎると難産の原因になるので注意が必要です。また適度な運動も必要になります。

交配50日過ぎ

この頃になると膀胱が圧迫されるため頻尿になったり、乳汁の分泌が見られたりすることがあります。

レントゲン検査で赤ちゃん確認できるようになります。赤ちゃんの頭数と赤ちゃんの頭の大きさと母体の骨盤の大きさを確認します。

出産予定日の1週間前から体温測定を始めましょう。ワンちゃんは出産前に体温が下がることが知られています。ワンちゃん、ネコちゃんの妊娠期間は大体63日と言われていますが、初産の場合は予定日より大きく変わることがあります。

用意ができるのであれば分娩用の箱を用意しましょう。見張りのできる比較的暗いところへ置きましょう。お母さんに慣れてもらうため早めに用意しましょう。出産に向けて陰門、乳房周囲の長い毛は刈って置きましょう。

分娩

分娩前1,2日は食欲がなくなる場合があります。パンティングをしたり、震えや落ち着きがなくなったりします。強い陣痛から2時間以内で最初の胎児が生まれてくるのが普通です。何度かの休憩をはさみ筋肉の回復を待ってから次の分娩へと移ります。

分娩時、用意するもの

赤ちゃん用のタオル、胎盤用のタオル、臍帯を結ぶ絹糸、はさみ、ドライヤー、湯たんぽ、赤ちゃん用のケージ、ヒーター

大体、お母さんが生まれた子の羊膜をはがし臍帯を噛み切りますが母親がしない場合は羊膜をはがし糸で臍帯を切ってください。

生まれてきた子が呼吸をしていないときは頭と胴を中心にタオルでマッサージします。タオルでマッサージしても呼吸が始まらない場合は気道内の羊水を吐き出させます。その後保温をしっかりしてください。

お産が終わったらお乳をあげてください。この最初のお乳は初乳といって母親の免疫力が含まれている大切なお乳です。また、生まれたばかりの子は低血糖になりやすいので注意が必要です。ちゃんと飲めているか確認してください。

難産

交配後67日以上経過するのに出産が始まらない。

2時間以上も強い本格的な陣痛が持続しているのに胎児を分娩しない。

1頭あるいは何頭か生まれた後2時間以上も経過するのに次の出産が始まらない。

産道に胎児が詰まっているのが確認できる。

破水した場合、破水後1〜2時間までに出産が始まらない場合

体温が平熱(38.5℃前後)より1℃以上下がるか37.2℃以下になって24時間以内に生まれない時

緑がかった濃いおりものを排出したり出血が見られるのに出産しない。
出産後は胎盤が赤ちゃんの頭数分出てきます。母親が食べてしまうことが多く、食べても問題はありませんが下痢をすることがあります。出産後数日は粘膜のような分泌物が陰部より出てきます。数日間は続きますが量が多かったり長期に続いたりするようならば診察をお勧めします。

新生児

3週間くらいまでは体温調節や自力で排泄ができません。保温にはペットヒーターや湯たんぽを使って周りから温めてあげましょう。(目安として28〜30℃くらい)排泄の補助は大抵母親がしますが、もし母親がお世話をしなければ、お尻をティッシュや脱脂綿などで軽く刺激してあげます。
体重は1日あたり10%増となります。できれば、マメに測定をして必要に応じて人工補乳をしてあげてください。離乳は5週令より始めて8週令までには終わらせるようにします。 

赤ちゃんが鳴くとき  対処
(1)低体温(寒い)    温める→ミルクを飲ませる
(2)空腹   →病院へ
(3)病気(気分が悪い)